アメリカ紀行@ザッキ拡張版

 

■1月31日。
朝6時からボスの部屋で口頭発表の練習。
ボスの部屋をノックしても返事がない。しばらくノックしてるとボスが
Tシャツ&パンツ&寝癖ではねた髪で寝ぼけ眼を擦りながら出てくる。
小一時間、ボスの部屋で英語で口頭発表の練習。
発表内容はとくに問題はないから、ゆっくり大きな声で発表せよとの指令が。
大きな声で発表するってのは前の研究室にいた頃からの課題だにゃ。

バート(地下鉄みたいなもん)でUCバークレーへ。
チャリンコを持ってバートに乗り込んで来る人が多い。チャリンコ→バート→チャリンコは合理的ぞなもし。
アメリカの大学のキャンパスはどこもデカイ&野良リスが多い。

ライフサイエンス棟に予定より1時間近く早く着いたので、いろんなラボをぶらぶらと見て歩く。
建物の壁は学会ポスターで埋めつくされていて、活気がありそうっつかディスの相手には困らなさそう。
ラボもドアは開けっ放し&音楽かけっぱなしで明るい雰囲気。つか朝から実験して夜は早く帰るスタイルなのだそうな。

で、Dr. ニパムラボでセミナー発表。
ボスの発表→ワタシの発表、で小一時間。
セミナー発表後、ラボを見学させてもらって、学生さん達と2時間くらいディスカッション。
RNAiについてとtransgenicについての話がほとんど。やはりRNAiが使えるというアドバンテージはかなり大きい。
ニパムラボはまた新しいモデル動物を模索しているような感じだった。
エビ?がメインで、ミジンコとかカタツムリとか使ってる人もいるらしい。
カウフマンのラボから来た人がいて、生のオンコペルタスを初めて見せてもらった。思ったより可愛らしい。
えっへっへって笑う学生さんがテラカワユス。でも英語は超早口で意味ワカラナス。

 

  
UCバークレー校。キャンパスは超でかい。


アメリカなので野良リスが多い。カーズの右手から作られたものではない。

 

■夕方からはホテルで学会のプレミーティング。
企業ベースの学会というかセミナーで、発表も企業の研究者がほとんど。ハイコンテント&ハイスループット!だそうな。
うちの企業でこんなに便利な機械を作りました、これさえあれば実験を仕込んで家に帰って寝て、次の朝にはデータまで出来上がってます、みたいな一体型の機械が多い。
というか、ちょー眠かった。

夜はエスニック料理の安いお店。ここは値段も安くておいしかった。

 

つづく