身内向けセッションレポートっつーか感想。

豊穣の祈り/RuneQuest'90s

シナリオ概要:
サーター辺境の村の春を襲った一つの事件。歴史の裏に無名のPCたちの活躍があった。xiiさんオリジナル?シナリオ。

感想:
xiiさんマスターによるRQ'90sのセッション。RQ'90sでプレイするのは今のメンバーで初めてセッションしたとき以来なので、実に3年ぶりくらい。キャラクターは、ストーム・ブルの戦士(たこのまくらさん)、オデイラの狩人(MONさん)、イェルマリオの戦士(TetrAさん)という構成。RQファンが見たらブッきれそうな構成だが、別にコアにRQを遊ぼうというつもりでは無く、一風変わったファンタジーで遊ぼうという気持ちだったので問題なし。
オデイラの狩人はMONさんが生まれて初めてプレイしたテーブルトークセッションで使ったキャラのリメイク。舞台も3年ほど前にプレイした時と同じ村を舞台として、マスターとしても懐かしく楽しいセッションでした。
シナリオは、アルダチュールの辺境の村で起きる小さな事件を解決するために奔走するというもの。海の季(春)に毎年行われる豊穣祈願のお祭りの裏で、実はルナーの企てが静かに進行中。で、それに気づいたPCたちが、祭りを成功させるために村人に秘密で解決する。シンプルなシナリオだが、野外でどういった探索を行うか、得た情報をどこまで村人に話すか、どうやって村を守るか、何日まで探索に出るか、など細かい決断が多かったと思う。天羅万象やBeastBindや深淵といった、どちらかというとストーリー重視のゲームではあまり味わえない雰囲気が堪能して貰えれば幸い。右脳より左脳を使うシナリオだった、かな?

反省点:
久しぶりのRQ'90sだったのでルールをちゃんと把握していなかったこと。一部で本家RQのルールと混同して使っていたこと。シナリオの作り込みが甘く、余計に手間取ってしまったこと。3年ぶりに出そうと思っていたNPCを出せなかったこと。
あと、反省なのかどうか分からないけど、結局PCが3人とも死んでしまったこと。先に《(肉体の)治癒》を渡しておいたのでシナリオは達成できたが、バランスとしてはデッドリーだったと思う。っつーかRQってそんなもののような気も。特にRQ'90sは。《破裂》のダメージが1D6だし。死ぬって。

プレイヤーの皆さんからのお言葉:
RuneQuestというゲームは、本来ならグローランサという背景世界を使って遊ぶのが正しい遊び方なのだと思うが、個人的にはちょっと変わった蛮族ファンタジー的に遊ぶのも悪いことではないと思う。
RQ'90sはイロイロ言われてるゲームではあるけれど、これをプレイして新感覚蛮族ファンタジーに目覚めてヒーローウォーズとかに移行していけるなら、それはそれで良いんじゃないでしょうか?(xii)

 

今回セッションは私のわがままでRQ90'sを使っていただき、ありがとうございました。
ベンジャミン教授にお会いし、お礼を言いたかったのです。
初めてお会いしたとき、私は何も知らず、何も出来なかった。
あなたと会った後、この世界で、
迷いながら間違いを犯しながら、
泣き、怒り、とまどい、笑い、
私が辛かったときも
何度心の支えになってくれたかわからない、
その気持ちを伝えたかった。
あなたに会えてうれしい。
結局会えなかったなんて、私らしかったのかも・・・。
(MONさん)

020317-18

UnpluggedRPG